■年齢階級別退院患者数

当院では、10歳~100歳以上まで多岐にわたり成人疾患について受け入れしております。
特に近隣の老人施設からの受診が多く、60歳以上の方の入院が大半を占め、80歳代が280件と最も多くなっております。
今後も地域に根差した医療を提供し、皆様に親しまれる病院を目指していきます。

■診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科では、他院から肺炎後や手術後ですぐに自宅等に退院するのが困難でリハビリテーションを要する患者様(病名としては廃用症候群)が多くなっております。リハビリテーションを行いながら、患者様の基礎疾患も診療させていただき早期に退院できるよう努めています。
また、大腸ポリープの切除や検査入院も積極的に行っており入院日数も1泊程度で退院できます。

入院患者様の多くは誤嚥性肺炎で平均年齢は87.39歳となっております。近隣の老人施設からの受け入れが多いためと考えております。
菌検査では肺炎の起炎菌として昨年はMRSAが著減しております。
尿路感染症も当院では多い疾患ですが、誤嚥性肺炎と同様に平均年齢が高くなっております。
起炎菌では、Ecoilキノロン耐性菌、ESBL産生菌が多くなっています。

整形外科での主な疾患は、転倒による腰椎の圧迫骨折や大腿骨頚部骨折で平均年齢は84.75歳と高齢者の方が多いです。
大腿骨頚部骨折では、手術後すぐにリハビリテーションを開始し多職種による介入を行い早期に退院できるように努めております。また、患者様のご希望があれば関連施設のリハビリテーション病院への転院も速やかに行えます。

当院では頭部外傷、脳卒中を主に診ています。慢性硬膜下血腫等の手術対応も可能です。
くも膜下出血・脳挫傷については迅速にCT・MRIで検査・診断を行い、必要に応じて関連する病院へ紹介しております。
年齢層に関しては、高齢者の方の転倒による頭部外傷が多くなっております。
脳梗塞に対する治療も積極的に行っております。脳梗塞後のリハビリテーションも行っており早期に社会復帰できるよう努めております。

■初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院では、近隣クリニックと連携し特に肝癌に対する低侵襲治療(痛みの少ない)を積極的に行っております。
開放型病床も有しており近隣クリニックの先生方にも協力いただいております。
神戸大学医学部附属病院とのがん地域連携パスにも参加しており、地域の皆様に安心して受診していただけるように努めております。

■成人市中肺炎の重症度別患者数等

当院では、中等症の症例が全体の半数を占めております。
重症例では呼吸苦・意識障害を伴う症例も少なくありません。重症例には高齢者が多く、在院期間も長くなっております。

■脳梗塞のICD10別患者数等

脳梗塞の診断・治療にはCT・MRIを実施し迅速に判断し治療を開始しております。
治療と同時にリハビリテーション科とも連携を行い、患者様一人一人にあわせたプランを作成し早期回復を目指しております。
また、他院からの紹介で脳梗塞後のリハビリテーションが必要な方の受け入れも積極的に行っております。

■診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

手術例は稀ですが、必要に応じて他科に依頼し手術を行っており、内科で入院していても他科によるサポート体制は充実しております。

血管塞栓術は、近隣クリニックと連携して肝癌等の患者様に対して行っている治療です。
上位3手術には上がっておりませんが、当院では急性虫垂炎、痔、大腸癌、腸閉塞等の消化器系の手術も積極的に行っております。

上位2つの手術は大腿骨頚部骨折に対するもので、整形外科の入院で患者数が最も多くなっているものです。
神戸大学医学部附属病院の整形外科と連携をし入院後すぐに手術が行えるようにしております。
高齢者の方の転倒によるものが多く、今後も高齢化により増加していくことが予想されます。

慢性硬膜下血腫に対する手術が可能で積極的に行っております。
脳梗塞発症後に、嚥下機能(飲み込む力)低下により栄養を体に点滴する為のカテーテル設置術や胃瘻を造る手術も他科と連携をし行っております。

■その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

入院後に敗血症を発症する場合も稀にあります。
当院では患者様に対しどの治療がベストか常に検討しながら治療を行っておりますが、予期せぬ合併症を発生する場合も稀にあります。
患者様が安心して治療を受けられ、早期に退院できるように努めてまいります。

更新履歴 平成28年 9月27日 公開