人間ドックでは特にがん、もしくは がんを引き起こす可能性のある病気の発見に有効です。
発見された場合は、直ちに適切な治療を開始します。
人間ドックにおけるがんの発見率は年々増加しており、現在はおよそ 1000人に2〜3人の割合でがんが発見されています。この発見率の上昇については、がん患者の増加もありますが、検査技術の進歩も一因です。
人間ドックは他の集団健診と違って検診方法の精度が高く、がんの早期発見が可能です。
当院では、医療法人康雄会の関連施設で受診していただける人間ドックのご案内をしております。
近年よく耳にするようになった糖尿病、高血圧症、高脂血症といった生活習慣病。
これらは 食生活の偏り、運動不足、喫煙、 暴飲暴食 などの不摂生が引き金となり、知らず知らずのうちに病気を進行させていきます。 また、ストレス も大きな罹患(りかん)要因です。
つまり、生活習慣病は誰もがなりうる、身近な病気なのです。
特に最近話題になっているメタボリックシンドローム(内臓に脂肪が蓄積する生活習慣病)は、他の重大な病を引き起こす厄介な現代病と言えます。
病気によっては発見時期によって治療法が大きく変わってきます。
特にがんは最たるもので、早期であれば身体的にも経済的にも負担が軽いのに対し、発見が遅れれば最悪命を落とすことになります。しかし、自覚症状が出ない重大な病気もたくさんあります。
だからこそ、病気を初期で発見する人間ドックは必要なのです。
がんは現代人にとって無視できる病気ではなく、かかれば身体的・精神的・経済的負担を強いられます。 少しでもダメージを抑えるため、年に1回は人間ドックを受けましょう。